田舎暮らしを始めるための心構え

田舎暮らしを始めるための心構え

わたし的には「田舎暮らし」をしたくて引っ越した訳ではなく 「山に住みたくて」引っ越したのです。 山に住みたいとぼんやり思っていて、ある時訪れた「戸隠神社」に強烈に惹きつけられ 「ここに住みたい!」と強く思って半年後に勢いだけで引っ越しました。 正確には「戸隠高原」ではなく隣の「飯綱高原」になったのですが。。。

そして田舎暮らし10年になりましたが、移住の経験はこれ一回しかありません。 ですので一つの経験談として参考になればと思います。

目次

  1. 田舎暮らしはの人付き合いは面倒くさい
  2. 郷に入っては郷に従えの田舎暮らし
  3. ゆっくりした時間に合わせてゆっくり馴染む

【田舎暮らしはの人付き合いは面倒くさい】

美味しい空気、透き通った湧き水 木々を通り抜けてきた優しい風 目を和ませる名もなき花たち 耳に心地よい鳥のさえずり、嗚呼憧れの「田舎暮らし」

しかし、未知の土地に引っ越すのはいろいろと不安もあり、かなり勇氣のいる事ですよね。

実際、 すれ違う人の殆どが「初めて」で、嫌いだからと云って「無視」できる都会と違ってすれ違う人の殆どが「知り合い」で、嫌だろうが人手が足りない集落では「協力」しなくてはなりません。 人付き合いはとても面倒くさいです。

【郷に入っては郷に従えの田舎暮らし】

私が移住した飯綱高原は、移住者ばかりの土地なので新参者に対してとてもオープンで、直ぐに馴染みました。 しかし、私の果樹園(住まいからクルマで7分程の所)がある地区は平安時代から続く古い村です。 集落の皆さんはとてもいい方々ばかりでこちらでも直ぐに馴染んだ氣でいました。ただそれは勘違いだったと思います。三年くらい経ったある時、「ふっと」漸く集落の方々に受け入れられたと感じました。 (具体的な何かがあった訳ではなく「嗚呼、漸く受け入れられたんだなぁ」とふわっと湧き上がってきたんです)
「郷に入っては郷に従え」で先ずは兎に角、村の行事には積極的に参加しましょう! 出来るのなら、参加するだけではなくお手伝いもガンガンする事を強くお勧めします。 ただ、頑張り過ぎには注意してください。

【ゆっくりした時間に合わせてゆっくり馴染む】

村の方々全員と仲良くなるのは難しいです。 先ずは、村ではなく集落の氣の合う一人の方と仲良くなって、その環を少しずつ拡めてゆくのがいいと思います。 もちろん、その氣の合う方と反りの合わない方も居てその方とはちょっと疎遠になるかもしれませんが先ずは放置です。

小さな集落が集まって村になっています。 この集落毎に微妙に風習が違い、そして不思議にその集落毎に人の性格も違います。

改めて、 すれ違う人の殆どが「初めて」で、嫌いだからと云って「無視」できる都会と違って すれ違う人の殆どが「知り合い」で、嫌だろうが人手が足りない集落では「協力」しなくてはなりません。 人付き合いはとても面倒くさいです。でもこれを楽しんでください。

そうそう、何か間違った事をしてもなかなか直接注意されません。 すっごい遠回りで噂の様に耳に入ります。 これも面倒くさいですね。でもこれが「奥ゆかしさ」なのだと思います。

田舎の時間はゆっくりと流れています。 それに合わせて、焦らずゆっくり馴染んでください。

地域貢献しながら田舎暮らしをスタートするなら
【地域おこし協力隊】 https://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/index.html

本格的に農業をやりながら田舎暮らしをスタートするなら
【農業次世代人材投資資金(旧青年就農給付金)】 https://www.maff.go.jp/j/new_farmer/n_syunou/roudou.html

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